友の会イベント

「おしらせ」161号(2022年9月6日発行)掲載の世田谷文学館友の会の重要事項などをお知らせします。

■世田谷文学館・世田谷文学館友の会共催講演

萩原朔太郎歿後80年
「初版本、『月に吠える』の不思議」

萩原朔太郎(1886-1942)が、画家田中恭吉(1892-1915)、恩地孝四郎(1891-1955)とコラボして詩画集をつくりたいと考えた処女詩集『月に吠える』には、いくつかの不思議が潜んでいる。

行数へのこだわり。絵と文字列表現の関係。詩の中で使われる色彩はほとんど白一色。朔太郎と友情を築いていた恩地孝四郎の配慮。詩集月に吠える、ではなく、月に吠える詩集。

それらの不思議のなかに、田中恭吉と恩地孝四郎の願い、そして詩画集を作りたいと願った朔太郎の思いが潜んでいるのではないか。そんなことを話してみたい。詩集のもう一つの表情に出会えれば幸いです。(講演者メッセージ)

講師:萩原朔美氏(前橋文学館館長・多摩美術大学名誉教授)
日時:11月20日(日)午後2時~4時(受付1時半より)
会場:世田谷文学館1階 文学サロン
参加費:会員500円(会員以外1,000円)
申込締切日:11月7日(月)必着
定員:100名(応募者多数の場合は抽選)


東京都市大学人間科学部と友の会共催 公開文学講座

物語はこうして生まれた 中勘助の戦争児童文学

東京都市大学人間科学部の公開講座を友の会と共催で開催します。講座申込は友の会の通常申込方法(往復はがきとホームページ)で行います。

講師:木内英実氏(東京都市大学人間科学部准教授 博士・文学)
日時:10月16日(日) 午後1時~2時半 (受付12時半より)
会場:東京都市大学二子玉川「夢キャンパス」 二子玉川ライズ・オフィス棟8
参加費:無料
友の会申込締切日:10月3日(月)必着
定員:40名(応募者多数の場合は抽選)


文学散歩 朔太郎の「猫町」から時空を超えて新開地「下北沢」を歩く

~北沢猫町、開業した下北線路街、代田の丘の61号鉄塔、邪宗門~

詩人・萩原朔太郎の散文詩風な小説『猫町』は、朔太郎が下北沢に来て最初に暮らした閑静な町、北沢が舞台である。樹木と路地の多い町で、彼はなぜか家の正面の道路を選ばず、裏の細い路地を抜けていく。毎朝立ち寄る煙草屋には娘が座っている。手紙を赤いポストに入れて、しばし附近の道を歩きながら瞑想に耽っていると、いつの間にか見たことのない横丁を通り抜け、全く知らないどこかの美しい町に出てしまう。四つ辻の赤いポストも美しく、煙草屋にいる娘さえも、杏のように明るくて可憐であった。

猫町に隣接する大きな駅は今や地下に鉄道が走り、線路の跡地はモダンな街に変貌した。朔太郎の知っている郊外の町ではなくなった下北沢界隈で、どんな秘密の裏側を見つけることができるでしょうか。

日時:10月10日(月・祝)及び10月13日(木)(両日とも同じコース、小雨天決行)
集合:12時45分集合、下北沢駅 小田急線東口改札、京王井の頭線中央口改札を出た正面の広場(会旗あり)
案内人:きむらけん氏(文化探査者・作家)
参加費:1,500円(ガイド料、喫茶代、保険代含む)
申込締切:9月26日(月)必着、第一希望日第二希望日を必ず明記ください
募集人数:各日15名程度(応募多数の場合は抽選)


俳句鑑賞会

〈ご寄稿要項

日時:9月27日(火)、10月25日(火)、11月22日(火)
午前10時30分~正午
場所:文学館2階講義室
参加費:200円
※秀句一句とご自作があれば一句お持ちください。


※詳細は、「おしらせ」161号をご確認ください。

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