友の会イベント

「おしらせ」144号(2019年5月29日発行)掲載の世田谷文学館友の会の開催イベントなどをお知らせします。


講座 羽衣伝説を楽しむ

今回の講座の中心地は、気比(けひ)の松原(福井県敦賀市)、虹の松原(佐賀県唐津市)と共に「日本三大松原」と言われる三保の松原(静岡市清水区)です。宮島(広島県廿日市市)、天の橋立(京都府宮津市)、松島(宮城県宮城郡松島町)の日本三景には入っていませんが、宮島(厳島神社)に続いて2013年6月に富士山の景観を含んで世界遺産(世界文化遺産)に認定されたことは如何にすぐれた景観であるかを物語っていますし、古くは万葉集にも詠まれています。
さて三保の松原は、景観と併せて、謡曲「羽衣」によって天人伝説でも有名な場所です。今回の講座では、前半を謡曲の鑑賞に当て、サワリの数箇所を観世流の謡曲に親しまれておられる竹内修司氏(友の会会員)に謡っていただきます。後半は奈良時代に編纂された「風土記」を中心に、天人伝説のバリエーションをご紹介する予定です。しばし伝説の世界を楽しんでいただければと思います。(講師メッセージ)

講師:平出 洸 氏(世田谷文学館友の会会長)
日時:6月28日(金) 午後2時30分~4時30分
※本年度より講座開始時刻が30分繰り下がります。受付は2時15分より。
会場:世田谷文学館 2階 講義室
参加費 :会員800円、会員以外1,000円
申込締切日:6月18日(火)必着(応募者多数の場合は抽選)


講座 金子文子『何が私をこうさせたか』を読む

「人間の絶対平等」を掲げる金子文子(1903~1926)は、明治・大正時代の天皇制をも否定する。そして、関東大震災の際に朝鮮人の同志・朴烈(パク・ヨル)(1902~ 1974)と共に拘束され死刑宣告を受けた後、恩赦により無期懲役となるも獄中で自死を選んだ。
彼女の獄中手記『何が私をこうさせたか』を読めば、短くも激しく生きた金子文子の精神がどのように形成されたのかがわかる。無籍者であったがために教育の機会を奪われ、虐待された文子。日本の支配下に置かれた朝鮮での生活を経て帰国した文子は、運命からの脱却と「わたし自身を生きる」ことを決意する。しかし、その先進性と共に性に引きずられ、虚栄心を内包する文子でもあった。
今回は、文子の獄中手記を読みながら、強靭な思想家としての金子文子だけではなく、「人間・金子文子」を一緒に探究しましょう。(講師メッセージ)

講師:安元 隆子 氏(日本大学国際関係学部教授、日露文学・日露交流史)
日時:7月10日(水) 午後2時30分~4時30分(受付は2時15分より)
会場:世田谷文学館 2階 講義室
参加費 :会員800円、会員以外1,000円
申込締切日:7月2日(火)必着(応募者多数の場合は抽選)


俳句鑑賞会

日時:2019年6月26日(水)、7月23日(火)、8月27日(火)
午前10時半~正午
会場:文学館2階講義室
参加費:200円
※秀句一句とご自作があれば一句お持ちください。


※イベント詳細は、「おしらせ」144号をご確認ください。

「おしらせ」144号は、下記ボタンをクリックすると、閲覧またはダウンロードできます。

「おしらせ」144号PDFファイル

イベントお申し込みページへ