友の会イベント

「おしらせ」154号(2021年5月21日発行)掲載の世田谷文学館友の会の重要事項などをお知らせします。


講座 アニメ映画《風立ちぬ》で堀田善衞の長編小説『若き日の詩人たちの肖像』を読み解く

宮崎駿監督は、朝鮮戦争が勃発し、原爆も使用される危険性があった緊迫した時期の記者の行動と決断を描いて芥川賞を受賞した堀田善衞の『広場の孤独』(1951)と二十歳過ぎの頃にたまたま出会ったことが「その後ずっと長い間、自分のつっかえ棒になってくれました」と語っていた。

その宮崎監督が2013年に公開したのは、零戦の設計者・堀越二郎を主人公のモデルとしたばかりでなく、雑誌『驢馬』(1926~1928)の同人で芥川龍之介に師事していた作家・堀辰雄の『風立ちぬ』(1938)などの作品も組み込んだ映画《風立ちぬ》であった。

一方、上京した翌日に二・二六事件に遭遇した主人公が「赤紙」で召集されるまでの重苦しい日々がユーモアを込めた筆致で活き活きと描かれている堀田善衞の自伝的な長編小説『若き日の詩人たちの肖像』(1968)では、「成宗の先生」の綽名で堀辰雄が描かれているばかりでなく、芥川の遺児・比呂志や堀に師事していた中村真一郎との交友が記されている。

本講座ではアニメ映画《風立ちぬ》だけでなく、《風の谷のナウシカ》(1981)と《紅の豚》(1992)をも視野に入れて、『若き日の詩人たちの肖像』を読み解くことでこの長編小説の現代的な意義に迫りたい。(講師メッセージ)

講師:高橋誠一郎 氏(元東海大学教授、比較文学者)
日時:7月7日(水)
午後2時30分~4時30分(受付は午後2時15分)
会場:世田谷文学館2階 講義室(定員40名)
参加費:会員800円(会員以外1000円)
申込:6月22日(火)必着(応募者多数の場合は抽選)


俳句鑑賞会

〈ご寄稿要項

日時:2021年6月22日(火)、7月27日(火)
午前10時半~正午
場所:文学館2階講義室
参加費:200円
※秀句一句とご自作があれば一句お持ちください。


※詳細は、「おしらせ」154号をご確認ください。

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